新入社員同士の『教え合い』が生まれる
コミュニケーションを重視した新入社員IT研修


キーウェアソリューションズ株式会社
従業員数:1,289名
(2025年3月31日現在・連結)
事業内容:システム開発事業
総合ITサービス事業
ご担当者様
人事部 部長 結城様(写真右)
人事部 大川様(写真左)
人事部 藤井様
キーウェアリューションズ株式会社では、新入社員IT研修を実施しました。IT未経験者も多くいる中での研修の様子をお伺いしました。
さらに、2025年5月に創立60周年を迎えた同社の展望についてもお聞きしました。
――皆さまの役割を教えてください
結城さん 研修責任者として、全体の進行と運営を統括しています。
大川さん 本研修では事務局を担当しています。
各研修の振り返りをもとに、内容や構成の見直しを行うなど、企画・運営にも携わっています。
藤井さん 研修担当として事務局のサポートをしています。主に新人教育を中心に対応しています。
――新入社員IT研修において、どのような課題がありましたか
結城さん コロナ禍はフルオンライン形式、2021年度からは拠点勤務のグループ会社を含めたハイブリッド形式など、形を変えながら研修を行っています。2024年度以降、本社では全員出社で研修を再開しましたが、オンラインで参加するグループ会社も増えたため、引き続きハイブリッド形式での研修を行っており、オンライン参加者の「自主性」や「教え合い文化の醸成」が上手くいかないことが課題となっていました。
――どのような部分を魅力に感じられ、新入社員研修を選ばれたのでしょうか
結城さん ハイブリッド形式でもコミュニケ―ションが増える「教え合う仕組み」の環境があることが、当社の課題解決に適していました。長年のノウハウを元に構築された学習管理システム(LMS)「TeamStudy」で、その環境が整えられていることが良かったです。
大川さん 特にコミュニケーションを重視していました。同期ももちろんですが、初対面の講師にちょっとした質問ができない人がいます。積極的な人、消極的な人と分け隔たりなく学んでいける心理的安全性を確保した環境が必要でした。そういったところで、自主性を後押して、分からないことも気軽に質問し、新入社員同士の教え合いも生まれる環境作りができることがポイントでした。
チームで課題に取り組むグループ研修
受講者同士の『教え合い』の様子




――弊社の研修を継続してご利用いただいている理由をお聞かせいただけますか
大川さん 研修や研修業務もLMS化しているところでしょうか。私としては、まず講師側で全受講者の日報に目を通していただいていることは大きな魅力です。日々の日報を全員分確認してくれる研修会社は、なかなかないと思います。
LMSの「TeamStudy」、eラーニングの学習システム「TRYCODE」は、非常に有用に感じています。「TRYCODE」で反復学習ができるのは基礎力の定着に繋がっています。3回実施される実力認定試験でテストスコアもしっかり上がっていますし。あとは、1on1の面談を研修期間中に3-4回しっかり実施していただいております。システム変更もRFPベースで進めてくれていますし、研修期間中でも要望に合わせて臨機応変に対応していただけるので助かっています。
結城さん さまざまな観点で他社サービスと比較して検討しています。その観点ごとに重みづけしているところでいうと、一番重視しているのは「講師」です。
受講者からの講師への評価が高く、そこが大きな決め手です。20,30代の若手講師なので、新入社員とのギャップが少なく、学習の進みも良く助かっています。講義は動画を観ながら講師が解説する形式で、ハイブリットで研修を行う当社の環境では、動画活用も有効と感じています。

――受講された新入社員の方から研修に対しての声はありましたか
大川さん 研修後にアンケートを取っており、研修講師の評価はとても高いです。
直接講師からレクチャーを受ける様子


―――御社のこれからの展望をお聞かせください
当社は、2025年に創立60周年という大きな節目を迎えました。
この機会に、新たなパーパス「確かな技術と想像力で未来の扉をひらく」を掲げ、当社の存在意義を明確にするとともに、社員一人ひとりの行動指針として共有しています。このパーパスには、変化の激しい時代においても、技術力と創造力をもって社会に貢献し続けるという強い意思が込められています。
さらに、社員の自律的なキャリア形成と挑戦を支援する基盤として、企業内大学「キーウェアアカデミー」を新設しました。
このアカデミーでは、多様なカリキュラムを通じて個々の成長を促し、組織全体の持続的な競争力向上を目指します。
今後は、「キーウェアアカデミー」を起点とした学びと挑戦の循環をさらに広げることで、
社員一人ひとりの成長と企業の持続的価値創造の両立を実現し、未来に向けて新たな扉をひらいてまいります。
キーウェアソリューションズの結城様、大川様、藤井様、この度は誠にありがとうございました。
今後も皆様のご期待に応えられる教育研修サービスを提供できるよう、お客様の声を真摯に受け止め、さらなるブラッシュアップに努めてまいります。